ドーパミン復活早起き法

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なぜ勉強や自己研鑽は早起きしてやるといいのか?
本書は、夜にやるよりも朝が効果的な理由を、脳の構造を用いて論理的に解説されています。

要約すると

朝は「ドーパミン」がフル充電されており、「アデノシン」が除去されているから「生産行動=勉強」に取り組みやすい。夜は脳が消耗した状態のため「快楽原則」が働き、簡単に、楽に、高刺激を得られる「消費行動」を求めてしまうため非効率。さらに朝は脳の高刺激を求める欲求が少なく、無理にやる気を出さなくて済むため、「生産行動」を行うために効率的。

「脳」的に勉強は「夜」よりも「朝」やる方がハードルが低くて済むから効率的!といったイメージです。

ドーパミン(やる気ホルモン)

・欲求がトリガーとなって分泌される行動力やモチベーションの源
・一日の分泌量は決まっていて枯渇すればより強い刺激を求める
・簡単に、楽に、高刺激で手に入るものを選択してしまう特性
 (朝は小さな刺激でも満足できるため、自己研鑽などの生産行動に対して分泌させやすい)

アデノシン(睡眠/疲労物質)

・ドーパミンの分泌をブロックする
・朝から夜にかけて蓄積される

生産行動(自己研鑽)

読書(知識や教養目的)、筋トレ、勉強、副業、料理など
将来への投資になるような行動

快楽原則

脳は楽な方や気持ちの良さそうな方へ流される特性

消費行動(娯楽)

ネットサーフィン、動画視聴、飲酒、食事、ゲーム、読書(漫画や娯楽目的)など
・夜の方が快楽原則が働きやすい
・依存状態を作り上げてしまう(=寝たらもったいない)

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感想

他にもコルチゾールやホオメオスタシスといった、早起きをするために有効な体の機能について解説されています。本書は、具体的な脳の機能を用いての内容になっているので、妙に納得させられた印象と、対談形式で紹介されているので比較的内容が入ってきやすい構成になっています。

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